ガンショップHBLTのブログ

ガスブロ HK45 東京マルイとKSC 比較!

ダウンとマフラーと手袋してても寒さが染みてくる、本格的な冬がやってきました。
ガスブローバックガンをこよなく愛する皆さま方の暖気対策に血道を上げるその姿に敬意を表してやまない季節ですね。
そんな中、「ガスブロHK45って、マルイとKSCがあるけどどっちがどうなの?」という声をいただきましたので、比較してまいりたいと思います!

HK45とは?
ドイツの銃器メーカーであるヘッケラー&コッホ社から、2005年に米軍特殊統合軍で行われた制式拳銃を決めるトライアルに参加するべく開発された、同社の銘銃 USP や mk23 の後継ともなる逸品です。トライアル自体は白紙になってしまいましたが、現在 軍・法執行機関、民間にて活躍中。
私は東京マルイ製のガスブロ HK45 を持っていますが、左利きにもマグチェンジがしやすいアンビマガジンキャッチが使いやすくて愛用しています!

では早速比較していきます!

まずはカタログスペック

KSC HK45 スライドヘヴィウエイト
定価 20,000円
重量:900g
全長:204mm
装弾数:29発

東京マルイ HK45
定価16,800円
重量 782g
全長 204mm
装弾数:26発

定価も重量も装弾数もKSCのほうが大きいですね。
重量は実銃に近くなるようにしているそうです。
リアルといえばリアルですが、約200gの差がサバゲーユースでどうでるか、、、。

スライド

KSCのほうがエッジが際立っているイメージ、ややマットな質感も相まって上質な雰囲気を出しています。
かといって、マルイのが悪いのかといえばそうでもなく十分及第点。キレイな作りです。

エキストラクター

マルイはスライドに溝を掘って表現しているのに対し、KSCでは別パーツ。
一部に赤い塗装がなされています。

マズル

KSCは正六角形の各辺が内側に湾曲、奥もバレル側にカーブを描く加工がなされており、きめ細かく美しい仕上げ。
ダークグレーのインナーバレルが覗きます。
マルイはやや角丸の正六角形の真鍮の金色が目立つ。少し単純で派手なのかな、、。

アウターバレル

KSCはアウターバレルOリングは黒、KSCは緑、どちらも実銃に存在するそうなのでどっちがよりリアルかとかではありません。
ただ、デトネーターから緑のOリングや、緑のOリング仕様のアルミアウターバレルが販売されていることから人気は緑に軍配かな?
個人的には黒主体の銃に緑のワンポイントはカッコイイなと思いました。

刻印(左側)

東京マルイはアメリカ仕様。仕上げは彫りが深くてくっきり。
KSCはドイツ仕様。仕上げは彫りが浅く細くて白め、繊細なイメージだけど少し見にくいかも。
スライド下部のレーザー刻印はカッコいい。

刻印(右側)

マルイは「ASGK・TokyoMarui Made in JAPAN」、KSCは「Heckler & Koch Germany」リアル派ならやはりKSCか。

グリップ

スパイダーマングリップと呼ばれる独特なグリップ形状はHK45の特徴の一つですね。
シボ加工は東京マルイが大き目で、KSCは細か目で綺麗。
握り具合については東京マルイのほうがグリップ力が強く握りやすい印象。

KSCにはグリップの内部にロックアウトデバイスという機構がついており、銃自体に鍵をかけることが可能でリアル。

ハンマー

ハンマーの両側にもシボがついており、こちらはKSCのほうが目が大きい。
また、焼き付けがしてあってほんのり赤色の仕上がり。

マガジン

これが大きな違い!
東京マルイは実銃サイズよりも少し小さく、KSCは少し大きい!
結果二つを比べると大きな違いがあります。
重さももちろんマガジンバンパーの厚みも違いますね。
サバゲー使いだと、KSCは複数本マガジンが重かったり、マガジンポーチのサイズも考える必要がありそうです。

※写真のマルイのマガジンは、バルブを換装しています。

初速

東京マルイは他のガスブロラインナップと同様72~74、KSCは77~78程度でした。

使い勝手

東京マルイは全体的に軽くてコンパクトなマガジン、マグチェンジもしやすく扱いやすい。
ただ、戦闘中にはあまり気にはなりませんでしたが銃を振ると少しがたつきがありました。KSCにはまったくがたつきはありません。
ブローバックに関しては双方鋭いトルク。甲乙つけがたい印象です。

まとめ

フィールド使用ベースでの堅牢性と安定感、周辺パーツの多さやコストパフォーマンスの東京マルイ。
リアル重視で細部までこだわったKSCといった方向性が見えてきました。
どちらを選ぶかはお好み次第ですね、両方とも素晴らしい仕上がりだと思います。

いかがでしたでしょうか?今回の記事が参考になれば幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪

writer:まえやん

SNSでもご購読できます。