ガンショップHBLTのブログ

ガスブロハンドガンのガス漏れ修理!(マガジン底部編)

みなさんこんにちは!まえやんです!

今日は友人から預かった、KSC G26C ガスブローバックガンの「ガス漏れ」を修理してみたいと思います。

KSC G26C 、、、本来はグロック26Cと呼ぶべきなのでしょうか?
ライセンスの関係上、グロックとは名乗れない模様。
ですが作りはKSCらしく、東京マ〇イに負けないぐらいキリッとしたカッコいい仕上がりになっています。

グロック26はコンパクトで有名な銃。
グロックの中でも中型である18Cと比べると、その小ささが際立ちます。
手の小さい女性にもピッタリなんじゃないでしょうか?

ガス漏れ箇所の確認

さて前置きはそれぐらいにして、ガス漏れを起こしているマガジンの修理を進めていきましょう!

まずはチェックのためにマガジンバンパーを取り外してガス注入。
う~ん、、、ガスが漏れている音がするねぇ~。

音はこのあたりから出ている模様。
注入バルブ(インジェクションバルブ)周りが怪しいな。

注入バルブのチェック

まずは注入バルブをバルブレンチで締めてみます。
単に注入バルブが緩んでいる場合、これで治ることもありますが、、、、。
チェックのためにガスを入れても漏れる音がしますねー。

なので今度は注入バルブを取ってしまいましょう!

取り外した注入バルブ。
意外と綺麗な状態でした。
黒い部分がパッキン(Oリング)で、これが痛んでいるとガス漏れの原因になりますが、大丈夫そう。
パッキン部分にシリコンスプレーをひと吹きして戻してみます。

シリコンスプレーを吹く理由は以下の2点。

  • 摩擦を軽減することで、締めるときにパッキンを痛めにくくする。
  • パッキンがシリコンを吸収して膨張することで、気密力をアップする。

いろんなところで応用できそうなので覚えておきましょう♪

マガジンエンドのメンテナンス

さて、戻してみてもまだガス漏れは解消されない。
となると、原因は、、、

この部分に違いないですね!

ガスブロハンドガンのマガジンの底部は、ネジで留めているタイプとロックピンで留めているタイプの2種類あります。
KSC G26Cは2本のロックピンで留められているタイプ。
ピンポンチや六角レンチなどを使ってピンを外しましょう。

ロックピンを抜けば、マガジンエンドを取り出すことができます。

真鍮のパイプが付いたマガジンエンドがでてきましたね。

このパーツにもパッキンが。取り外して確認します。

割れやひびなどは無く一安心。
あまり劣化はしていないと思われますが、少々カタチに歪みが生じているかも。

まずはパッキンをお湯で揉み洗いしましょう。
固くなっていると割れてしまうかもしれないので慎重に、、、。
ある程度の柔らかさやカタチを取り戻す効果があります。

揉み洗いを終えて乾燥させたら、シリコンスプレーを振ってマガジンエンドに装着。
もとに戻していきます。

マガジンエンドのロックピンを差し込むのがとても苦労しましたが、なんとか装着!
無事ガス漏れが解消しました!

実射確認

KSC G26Cの装弾数は19発。

テスト前に、少しでもいいスコアを出したくて、念入りにメンテしてしまいました💦

実射の感想ですが、鋭いリコイル!小さいながらもスゴイパワーですね♪
さすがはKSCといったところでしょうか?
フルオートも迫力満点でした!

初速はウォームアップしたマガジンで68.7!
コンパクトハンドガンとしては、かなりいい線なんじゃないでしょうか。
無事にガス漏れが解消できてよかったです~♪

メンテナンスでガス漏れが解消できなかった場合

マガジンエンドをメンテナンスしてもガス漏れが解消しなかった場合、この「水道用のシールテープ」を使用する方法があります。
シールテープ自体はホームセンターで購入できます。

このように巻いて、、、

その上からパッキンをかぶせれば気密がアップし、漏れを防ぐという算段ですね。

まとめ

ガスブロハンドガンのガス漏れは、いずれかは起こるもの。
新しいマガジンを買う前に、修理にチャレンジしてみてはいかがでしょう?
さらに愛着が増しますよ!

それではみなさん、よいサバゲーライフを!

writer:まえやん

KSC バルブレンチ
ライラクス バルブレンチ NEO
東京マルイ シリコンメンテナンススプレー
LayLax インジェクションバルブ 3ケ入

ガスブロハンドガンのガス漏れ修理!(マガジンバルブ編)

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