こんにちは、まえやんです!
今回は基本的な分類の整理として、「エアガンとモデルガンの違い」を説明したいと思います。
まず「トイガン」ありき
はじめに「トイガン」を説明する必要がありますね。
直訳すると「おもちゃの銃」「玩具銃」のことで、「エアガン」も「モデルガン」もこの「トイガン」の分類になります。
図に表すとこうなります。
おもちゃとしての「エアガン」
実弾を発射する「空気銃」というのがあり、狩猟などに使用されています。
日本では英訳するときに「エアーライフル」と呼びますが、「エアガン」でも間違いではなかったりします。
なので、BB弾を射出するおもちゃとしての「エアガン」は、「エアソフトガン」や「ソフトエアガン」と呼ぶのがより区別がついて公共の場で用いるのに適しています。
ややこしいので注意が必要ですね。
東京マルイさんでは自社の商品に「エアガン」という説明は一切しておらず「エアソフトガン」という表現を徹底しています。
ここでは、玩具銃としての「エアガン」として呼称させていただきます。
「エアガン」と「モデルガン」の違い
それでは本題。図でも記載していますが決定的な違いは
- エアガンは、BB弾やスポンジ弾を発射することで楽しむことができる。
- モデルガンは、弾を発射することはできないが より実銃に近い動作を楽しむことができる。
もう少し詳しく説明してみましょう。
弾を発射することができる「エアガン」
弾丸を発射することができるエアガンはサバイバルゲームなどで用いられます。
威力の差により18歳以上用や10歳以上用などに分かれており、10歳以下でも使用できるスポンジ弾を使用した「ナーフ銃」というくくりのものもあります。
機構的には、バネの反動で空気を圧縮させ それを放出することで弾を飛ばします。
ガチャリとスライドやレバーでバネを引く「エアコッキングガン」
バッテリーなど電気の力でバネを引く「電動ガン」
といった種類があります。
ガスを気化させ 圧縮ガスの力で放出するタイプもあり、こちらは「ガスガン」と呼ばれます。
圧縮空気を使用しているわけではないので「エアガン」と呼ぶのが正しいかどうか議論がありますが、「エアガンは何持ってるの?」という問いに「東京マルイのガスブローバック グロック17持ってるよ!」と答えても通用するので、それはそういうものと受け取っていただければ。
友人たちとエアガンを持ち寄りフィールドで行うサバイバルゲームは本当に楽しいです!
機構や外観を楽しむ「モデルガン」
モデルガンは弾丸を発射することができません。
その代わりより実銃に近く作られており、外観もそうですが その機構まで精密に再現されています。
「発火式」モデルガンでは、薬莢(カート)に火薬を詰めて発火させることで発火音や硝煙、そしてその香りを楽しむことができます。
自動拳銃だと、火薬の炸裂するパワーでスライドが後退し 排莢まで行われるのが実銃みたいでホントにカッコいいです!
銃口から火花が出るので、間近であれば風船を割る事ができ、その原理を利用して モデルガンによる早打ち大会も行われています。
モデルガンによっては発火できないものもあり「ダミーカート式」と呼ばれています。
まとめ
いかがでしょうか?今回は「エアガン」と「モデルガン」の違いを説明してみました。
「エアガン」では弾が発射できる分パワーに法的な規制があったり、「モデルガン」では実銃に近い分実弾を込めれてしまう危険性があり、こちらにも安全を期するための様々な工夫が施されています。
このあたりはまた改めて記事にしたいと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
それではみなさま、よいガンライフを♪
writer:まえやん