お久しぶりです、アッキーです。
今回記事にしたのはガスハンドガンの分解・組み立てと言うことで、手持ちのガスハンドガンで愛用している東京マルイから発売されている「ハイキャパ5.1」。
長年整備しながら使用していますが、良い機会なのでフル分解して行きます。
通常は説明書に書いてある部分の分解清掃で快調に動いてくれます。
ここではもう一歩先に分解するぞって方に紹介する記事になります。
分解に関しては、マルイの保証が受けられなくなるデメリットもあり、清掃やパーツ変換で初速の変化も起きるので法律に違反しないか等、それらの知識がある中で自己責任で行なってください。
ハイキャパ5.1はガスハンドガン内でも分解しやすい部類と思うので、分解の際にこの記事を見て参考になれば幸いです。
準備として
- 六角・ドライバー(各種サイズや用途に合わせて)
- 薬入れ・磁石付きステンレス皿(細かいネジ等の管理に)
- ピンセット
- メモ帳とペン
- ハンマー
- ピン抜き(ピンポンチ)
- シリコンスプレー
- キッチンペーパー(テッシュと違いクズが出にくい)
上記のものがあれば作業がスムーズに行えると思うものをリストしてます。
他の便利品や、なくても代用きくものもあるので参考程度に。
1.シャーシの分解
スライドの取り外し
銃の側面にあるスライドストップが外せる所までスライドを引き、スライドストップを右側から押して取り外し、フレームとスライドを分解する。
セーフティーレバーの取り外し
次にセーフティレバーを取り外す。
この時にセーフティプランジャーやスプリングと言った飛ばすと探すのに苦労もしくはパーツを買う事になる。
3点パーツがあるので、早急に取り外して紛失しないように分けておく。
※本来のハイキャパ5.1はアンビセーフティで裏側にもパーツがあるのだが、記事主のものは壊れてしまい片側だけで使用している。
グリップの取り外し
フレーム内の+ネジ、グリップの六角を外し、グリップとシャーシ部分を分割する。
その時にフリーになったグリップセーフティも外す。
シャーシカバーの取り外し
シャーシのハンマー側にある+ネジを外し、シャーシカバーを外す。
※シャーシカバー側にノッカーの小さなパーツが組まれているので紛失注意。
ハンマーのパーツを取り外す
手前側のシアと奥の細長いディスクコネクターを取り外す。
2.グリップの分解
シアスプリングの取り外し
ハンマースプリングハウジングの取り外し
グリップ下部のハウジングピンを抜き、ハンマースプリングハウジングを下方へ引き抜く。
ハンマースプリングハウジングの分解
ハンマースプリングハウジングの上部から側面から挿してあるピンを外側に押すことでガイドとハンマースプリングを抜き取ることができる。
側面に押し出す小さなピンも紛失しやすいので注意。
※本来のハンマースプリングは黒色をしているが、ライラクスのハンマースプリングに交換済みで赤色のものになっている。
トリガーの取り外し
マガジンキャッチの右側に-のロックがあるので、奥まで押し込み反時計回りに45度回す。
奥でピンが保持されるとマガジンキャッチを抜く事ができる。
トリガーを後ろに引き抜く。
3.スライドの分解
アウターバレル周りの分解
リコイルプラグを指で挟み引きながら、スプリングガイドを外す。
スライド前方にアウターバレルを押し込み取り出す。
ブリーチの取り出し
スライドの後端の6角を外す。
スライドからシリンダーとピストンの機構(ブリーチ)を強引に引き抜く。
初めての場合とても怖い作業で、ブリーチ付近を軽く左右に開きながら抜く事になる。
この際、シリンダースプリングがフリーになり、ブリーチかスライド側にスプリングが残るので回収し紛失しないようにする。
シリンダーの取りはずし
シリンダーを前にだし、上方に向けながら引く事で抜く事ができる。
ピストンヘッドの分解
ピストン前方の+ビスを外し、ピストンヘッドを分解する。
※こちらも元のYリングタイプの物から、ライラクスの赤色ピストンヘッドに交換している。
バレルの分解
アウターバレルとチャンバー部の噛み合い部分を時計回りに捻りながら、噛み合いが外れた所でチャンバーとインナーバレルを引き抜く。
チャンバーの+ネジを2本外し、チャンバーカバーの左側を開く。
HOPレバー、HOPダイヤルを外す。
※ここにもOリングが入っているので、紛失注意。
インナーバレルを外す。
インナーバレルからチャンバーパッキンを引き抜く。
※ノーマルのインナーバレル・パッキンからメープルリーフのインナーバレルと同社のオートボットパッキンに換装している。
以上でハイキャパが分解された状態になります。
ここまで分解したら、汚れ箇所やパーツの交換など行うのも簡単ですね。
次回はハイキャパの組み立てをお送りします。
組み込みの際のコツ等も紹介していきます。
writer:アッキー