みなさんこんにちは、まえやんです。
今日はハートフォード(HWS)社のモデルガン「デリンジャー・ナンバー3」を紹介したいと思います!
ん、、、なにこれ?
デリンジャーといえば、↓コレのことでは?
コレのメーカーバリエーションってことかな?
けど、このよく知ったデリンジャーの実銃は「レミントン社製」ですが、今日紹介するデリンジャーは「コルト社製」。
調べてみると「デリンジャー」というのは銃の名前でもありますが「手のひらに隠れるぐらいの大きさの銃の総称」でもあるそうです。
勉強になりました!
それでは、まずはデリンジャーの代表的3つの種類をご紹介しましょう。
1 フィラディルフィア・デリンジャー
パーカッション式で、その前世代のフリントロック式銃とよく似た意匠です。
生産は1850年頃から。
アメリカ合衆国第16代大統領エイブラハム・リンカーンが暗殺されたときに用いられたことで有名です。
2 レミントン・ダブルデリンジャー
こちらが映画や漫画、アニメなどのメディアでおなじみのデリンジャー。
デリンジャーと言えば、やっぱりコレでしょう!
1860年から生産されました。
以前ガスガンをブログにしたことがあります。詳しくはこちら。
3 コルト・シングルデリンジャー
そして1870年から生産されたのが今回紹介する、コルト・シングルデリンジャー。
ダブルデリンジャーよりも10年ほど新しいですね。
その中でも「ナンバー3」と呼ばれるものです。
それではレビューにいってみましょう♪
デリンジャー・ナンバー3 レビュー
「デリンジャー・ナンバー3」モデルガンは、ハートフォード(HWS)社の「マニアック300」という企画からモデルアップされました。
他社がやらないような企画品をということから、この銃も相当な玄人好みのものだと伺えるでしょう。
ハートフォードさんのこの姿勢、ホント大好きです♪
パッケージ
このように納められています。
ダンボールにもう一挺分が入るように切れ目が入っていますね。
本体とカート2発の他に、取扱説明書、ご愛用者カード、表面処理カスタムのご案内が入っています。
驚きの小ささ
早速取り出してみましたが、、、メチャクチャ小さいです。
ダブルデリンジャーがコレ。
全長は114mmと、10mmほどしか変わりませんが、バレルがシングルになっていることと厚みが大幅にダウンサイズしていることから、二回りぐらい違う印象があります。
重量もカート込みで110gと、軽さも相当なもの。
本体正面
独特のデザイン。
コンシールド(隠し持つ)銃の特性である、極力「角」を無くした、丸みを帯びた設計がなされています。
本体右側
フレームはヘビーウェイト樹脂製。
ナチュラルな仕上なので、表面処理のカスタムが比較的簡単とのこと。
ハートフォードのWEBサイトにて、3種類の表面処理の手法が掲載されています。
サイズが小さいのでブルーイングの練習にはちょうどいいかも!
本体上面
上から見たところ。
「-COLT-」と刻印が入っています。
フロントサイトはかなり薄い造りですね。
リアサイトはトリガーをフルコックした際、トリガーの一部がリアサイト代わりになります。
グリップ
グリップは光沢と透明感のあるパールグリップ。
高級感があります。
バードヘッドタイプなので嵩張らなく、取り回しがよさそう。
トリガー
トリガーはダブルデリンジャーによく似ていますね。
トリガーガードが無く、実銃では暴発を避けるためにトリガープルは10kg以上!
とても重くなっているそうです。
バレル・スイングアウト
トリガーをハーフコック(セーフティコック)すると、バレルを横に展開できます。
この状態でカートの装填や排莢を行います。
カート
真鍮製のカートが2発付属します。
この発火式モデルガンでは、7mmのキャップ火薬が使用できます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
マニアックシリーズなだけあって、かなり玄人好みな一挺。
加工を想定したHWのナチュラル使用やパーティングラインのない精巧な造りなど、ハートフォードのこだわりを感じました。
それではみなさん、よいガンライフを!
writer:まえやん