こんにちは、まえやんです。
今回はタナカワークスから2023年3月に発売された「Colt SAA.45 2nd Gen. 4 3/4インチ ガスリボルバー」をレビューします。
コルトSAAの来歴
1873年よりコルト社により生産が開始された「シングル・アクション・アーミー」略称「SAA」。
来歴については東京マルイのSAAについてのブログをご参照いただければ。
タナカワークスのこちらのSAAは同じく2ndバージョン。
4.75インチというサイズ的には「シビリアン」だと思いますが、表記はされていないのでなにか理由があるのかもしれません。
パッケージ
漆黒にゴールドのCOLTプリント。マットで高級感が漂います。
タナカワークスさんのかなりの気合いの入り方が感じられます。
上蓋内側は品のある緑にゴールドの若雄馬のプリント。
スチロールはミチっとした上質のものを利用。
本体の他にローダー、BB弾、キャップ、チャージアダプターとアダプターOリング、HOP調整用のアジャストドライバー、マニュアルが同梱されています。
本体正面
それでは早速みていきましょう。
材質はABS樹脂で綺麗なマットブラック。
樹脂製ですが手にしたときにくるズシっとした感覚が心地いいです。
フレームには「PAL SEPT 19 1871 JULY 2.72 JAN 1975」と若雄馬の刻印が。
シリンダーからはカートが見えます。
バレルには「COLT SINGLE ACTION ARMY .45」の刻印。
フロントサイトにはマークなどはありませんね。
本体右側
右側のフレーム部やバレルには刻印はありません。
全体的にエッジが立った造形。見惚れてしまいます。
タナカワークスのリボルバーはほぼ「ペガサス式」。
グリップではなくシリンダーにガス注入口が。
リアサイトの真下にはHOP調整用のスクリューが見えます。
貫通式ベースピンの実現
タナカワークスの以前のSAAから大きな進化を遂げたのが、実銃同様にシリンダーを貫くベースピンの実現です。
ベースピンを抜き、シリンダーを取り出したところ。
これを実現したことによってよりリアルになり、より剛性が向上しました。
オレンジ色はインナーマガジンへの給弾口で、ここから10発のBB弾、その他の穴に5発、エジェクターチューブに10発と、計25発を装弾することができます。
カート式のSAAの装弾数はかなり少なく、サバイバルゲームでも十分に戦えるキャパシティではないでしょうか。
ガス漏れを軽減することによるパワーと集弾性の維持のため、シリンダーとバレルを結ぶフォーシングコーンがシリンダーに密着するように設計されています。
グリップ
プラスチック製の純正グリップには美しいレリーフが。
「E PLURIBUS UNUM」と記されたバナーを咥える白頭鷲。
エ・プルリブス・ウヌム と読む「多数から一つへ」を意味するラテン語で、「多州から成る統一国家」であるアメリカ合衆国を表すものだそうです。
同時発売の木製グリップを装着してみます!
この「+ウエイト」シリーズのグリップはとても人気があるので、新製品SAAをご購入の方は無くならないうちに合わせて手に入れておきましょう。
素材はウォールナットでスムースグリップ。
左右それぞれにウエイトが仕込まれています。
スクリュー付きなのがうれしいですね。
グリップを外したところ。
この凹みはなにかなと思ったら、、、。
本体付属のチャージアダプターとアダプターOリング、HOP調整用のアジャストドライバーが、
3つとも格納できました!これで無くすことはありません。
細部までこだわりぬいた工夫がうれしいですね。
木製グリップを装着。
ウェイトが入っているのでフレームとのバランスが良くなり、取り回りしやすくなったように感じました。
そしてなによりその美しさが際立ちます。
実射
実射してみました!
初速は0.20gBB弾使用で65~72で悪くない。
美術品のような造形とリアルさがありながら、ペガサス式の安定した給弾とガスルートの工夫にHOP調整と、かなり実戦的。
十分サバイバルゲームでも戦える逸品だと思います。
「タナカワークス Colt SAA.45 2nd Gen. 4 3/4インチ ガスリボルバー」、いかがでしたでしょうか?
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
writer:まえやん