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CAW Colt .32 AUTO レビュー

こんにちは、まえやんです。
今回はCAWのColt M1903 Pocket Hammerless 通称「.32 AUTO」発火式モデルガンの写真をアップしていきながら、お話していきたいと思います。

M1903誕生。

アメリカ、テディベアのモデルで有名なセオドア・ルーズベルトが大統領の頃、新帝国主義の広まりから軍事的発展が求められていました。

それまでリボルバーを使用していたアメリカ陸軍は1899年、新しいコンセプトを持ち、より強力な拳銃を公募(トライアル)します。

そこでColt社はルガー社と争い、採用とはなりませんでしたが高評価を得ます。
それがM1903の祖であり、Colt社初の自動拳銃であるM1900でした。

M1900は進化を続け、M1902、M1903 Pocket Hammerと開発、販売が進みます。

そしていよいよ登場したのが M1903 Pocket Hammerless です。

M1903 Pocket Hammer も「Pocket」の名がつくとおり、小型で携行しやすいものでした。
そっくりで、ハンマーだけがオミットされた外見の M1903 Pocket Hammerless ですが、内部機構は設計が異なる全く別の拳銃です。

引っ掛かりやすいハンマーがなくなった分より携行が容易で、将校やパイロットから好評。
また隠し持ちやすいことから諜報員にもよく使用されたそうです。

1945年の生産終了まで長い間愛されてきたこの銃は、通称「.32 AUTO(32口径の自動拳銃)」と呼ばれるようになります。

その人気ぶりから、2015年より約40年ぶりに再生産され話題を呼びました。

日活のアクション映画では、.32 AUTOを模したプロップガンがよく登場しており「日活コルト」と呼ばれています。

CAWの「.32 AUTO」発火式モデルガン、いかがでしたでしょうか?
1900年初期のロマンを感じさせる、コレクションに加えたい逸品でした。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!

writer:まえやん

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