こんにちは、まえやんです。
今回はマルシンの「エンフィールド No.2 Mk1」発火式モデルガンを紹介していきたいと思います。
来歴
「エンフィールド No2 Mk1」は、主に第二次世界大戦中にイギリスや連合国に使用されました。
.38 S&W弾と互換性のある.38 エンフィールド弾を6発装填、珍しいブレークトップ(銃身上部が開く)の設計を持ち装填と排莢が容易で、その時代の兵器としては高い評価を得ていました。
なんといっても「天空の城ラピュタ」のラスボス、ムスカ大佐が使用する銃としてあまりにも有名です。
「3分間待ってやる!」
パッケージ
マルシンさんといえば、光沢のある紺色のパッケージ。
封を開けるとこのように。
新品開封は緊張します。
本体以外に、マニュアル、.38 エンフィールド弾6発と、7mm抜きピンが同梱されています。
本体正面
美しい、、、メカメカしさとバレルの細さがスチームパンクの世界観にも合いそうです。
マルシンのエクセレントHWは仕上がりがとてもいいですね。
素材の重さに加え、ルースのマットなHWに磨きがかかり、程よい光沢がでています。
エイジングされたような質感がエンフィールドにマッチ。
本体右側
マルシンのエンフィールドには4つの型があります。
ダブルアクションオンリーはトリガーが重たく不評だったそうですが、狭所の非常用で誤射を防ぐためにわざと重たく作られていると思われます。
フレームに刻印された王冠のマークは、イギリスの軍用銃器で使用されていた刻印です。
この銃が公式に承認され、イギリスの権威から認められたことを示す重要な証拠ですね。
弾薬
.38 エンフィールド弾を6発装填。
実銃では同じサイズの.38 S&W弾も使用可能です。
底部に刻印はなく、薬莢中央のラインが特徴的。
上部
上部から撮影。
バレルの細さがよくわかります。
.38エンフィールド弾は、現代の9mm弾に比べて約半分の初速と圧力。
太くて頑丈なバレルは弾薬の威力が増すたびに必要になってきます。
バレルにはこのような刻印が。
※注意点※
シリンダーを開けるための「バレルラッチ」は「リアサイト」と同じ部品になっていますが、上から見たときに少し斜めになっていることがわかります。
本来はバレルに向かって垂直なんですが、マルシンさんによると「バレルラッチのスプリング強度とフレームの強度バランスの関係上、どうしてもこうなってしまう」とのこと。
モデルガンはフレームに頑丈な金属を使うことができないためですが、そのあたりはご容赦を。
サイト
鶏冠のような変わった台形のフロントサイト。
リアサイトは先ほどもの述べた通りラッチと一体化されています。
ブレークトップ
それではブレークトップしてみましょう。
オープンラッチをグイっと押すと銃が中折れし、シリンダーにアクセスできるようになります。
横から見るとこんな感じ。
開ききるとカートが装填できるようになります。
装填。
ロード完了です。
もう一度オープンすると、、、。
エキストラクターがカートを押し上げ、
排莢できるようになります。
グリップ
樹脂グリップバージョンもありますが、やはり木製でしょう!
きめ細やかなチェッカーが美しい。
スクエアタイプは持ち手が安定していいですね。
まとめ
マルシン「エンフィールド No.2 Mk1」発火式モデルガン、いかがでしたでしょうか?
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
writer:まえやん