法律・条令で決まっている、エアガンの初速について。

こんにちは、まえやんです。
今回は法律・条令で決まっているエアガンの初速について調べてみました。

気体を圧縮して弾丸を発射する空気銃は、「銃砲刀剣類所持等取締法」により区別、規制されています。

また、その運動エネルギー（ジュール）の値については「銃砲刀剣類所持等取締法施行規則」に記されています。

運動エネルギーは「ジュール」という単位で示され、法律についてもその単位の値が記載されています。
ジュール値から最大初速を導きだすことができ、一覧にすると以下の通りとなります。

0.98 ジュール未満での最大初速（18歳以上向け）

これらの初速を超えると、その銃がエアガンとして販売されていても「準空気銃」や「空気銃」として扱われることになり、特別な許可が無ければ所持や販売は「犯罪」となります。

各都道府県において、18歳未満の青少年が健全に過ごすことができるよう、「青少年保護育成条例」（青少年保護条例や、青少年健全育成条例と言うこともあります。）が制定されており、そこではエアガンの運動エネルギー制限にも触れられています。

各都道府県で若干の差異はありますが、その中で最も厳しい数値をもとに一覧します。

0.135 ジュール未満での最大初速

いかがでしたでしょうか？
各サバイバルゲームフィールドでは、もっと厳しい初速制限を設けているところもあります。

例えば「測定器の不調の可能性」、「気温上昇による初速のアップ」など万が一に備えてであったり、「交戦距離が近くて法定内だとしても当たれば痛すぎる」という優しい理由もあると思います。

法律、条令、サバイバルゲームフィールドが設定するレギュレーション、それぞれをきっちり遵守して、エアガンを楽しましょう。

最後までご覧いただき、ありがとうございました！

writer：まえやん