
こんにちは、まえやんです。
今回は「コルト(COLT)」リボルバーを、フレームごとに一覧していきたいと思います。
S&Wのフレームごとナンバリングリボルバーはこちら
Dフレーム:小型リボルバー
1920年代から警察や護身用として定番となった小型フレームです。
.38スペシャル弾利用を中心に設計され、携帯性や操作性を重視した構造になっています。
現代のコンシールドキャリーモデルの元祖的存在ともいわれています。
★コルト ディテクティブ(Colt Detective)
スナブノーズ型の元祖。 秘匿性と携帯性を兼ね備える。
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★コルト コブラ(Colt Cobra)
アルミフレームで軽量化されたモデル。 現代版はステンレス製で復活。
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★コルト ポリス ポジティブ(Colt Police Positive)
初期Dフレームの祖先。 小型で簡易構造、信頼性の高さが魅力。
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★コルト ポリス ポジティブ スペシャル(Colt Police Positive Special)
ポリスポジティブの改良型。 より長めのシリンダーで強装弾に対応。
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★コルト エージェント(Colt Agent)
隠し持ち用途に小型化されたモデル。 角が落とされたグリップが特徴。
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★コルト ヴァイパー(Colt Viper)
Dフレーム唯一の4インチバレルモデル。 短銃でも長距離射撃に対応。
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★コルト ダイヤモンドバック(Colt Diamondback)
Python風の外観を持つDフレーム。 豪華な仕上げと照準装置が魅力。
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★コルト エアクルーマン(Colt Aircrewman)
主に米空軍搭乗員向け軽量リボルバー。 アルミ合金フレーム使用、 重量は約300g台。
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Eフレーム:中型リボルバー
Dフレームより少し大きく、耐久性を向上させた設計になっています。
1930〜1950年代に活躍し、警察や競技者向けに開発されました。
後にIフレームと統合されます。
★コルト アーミースペシャル(Colt Army Special)
Official Policeの前身モデル。 軍納入用に設計されました。
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★コルト オフィシャルポリス 初期(Colt Official Police)
警察用の中型リボルバー。 簡単な構造で信頼性が高い。
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★コルト オフィサーズ モデル スペシャル/マッチ 初期(Colt Officer’s Model Special / Match)
精密射撃向けに開発されました。 トリガーの調整が可能。
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Iフレーム:中~大型リボルバー
精密射撃や.357マグナム対応を見据えて設計されたフレームです。
パイソンを筆頭に、滑らかなトリガーや仕上げの美しさが特徴となっています。
競技者・法執行向けのプレミアムモデルに多く採用されました。
★コルト パイソン(Colt Python)
現代コルトリボルバーの代表格。 美しい仕上げと滑らかな作動で人気あり。 シティハンターやウォーキングデッドでも 活躍。
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★コルト オフィシャル ポリス 後期(Colt Official Police)
フレームが大型化され、 より高圧弾に対応した改良型。
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★コルト オフィサーズ モデル スペシャル/マッチ 後期(Colt Officer’s Model Special / Match)
高精度競技向け。 ロングバレルと微調整可能なサイトを装備。
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★コルト 357(Colt 357)
Python開発前の試作的モデル。 実射性能が重視された設計となっています。
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SFフレーム:(Colt非公式・パイソンの簡略系)
PythonのIフレームを簡略化した設計で、コストダウンと実用性を重視。
フレーム名称は非公式ながら、一部マニアや業者の間で広まっています。
King CobraやBoaなど、ミリタリー・ローエンド志向モデルに使われました。
★コルト キングコブラ(Colt King Cobra)
実戦向けのタフモデル。 パイソンよりも扱いやすい設計。
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★コルト ピースキーパー(Colt Peacekeeper)
マット仕上げが特徴のモデル。 キングコブラの廉価版。
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★コルト ボア(Colt Boa)
Pythonの内部機構+Trooper Mk Vのフレーム。 限定生産で希少。
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★コルト トルーパー(Colt Trooper)
Boaのベースとなったモデル。 堅牢な構造で実用性重視。
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★コルト ローマン(Colt Lawman)
トルーパーの簡素版。 固定リアサイトで価格を抑えた仕様。 マーク3とマーク5があります。
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Jフレーム:大型リボルバー
パイソンよりもさらに大きなフレームで、大口径マグナム弾に対応。
過酷な状況にも耐え、リコイル吸収性にも優れます。
外観も重厚なことから、威圧感も抜群です。
★コルト アナコンダ(Colt Anaconda)
Python級の高級仕上げ。 重量級のマグナムであっても制御しやすい。
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★コルト コンストリクター(Colt Constrictor)
アナコンダをベースにしたプロトタイプモデル。 一般流通はなく、マニアからは幻のモデルとされる。
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★コルト アンリミテッドエディション アナコンダ(Colt Unlimited Edition Anaconda)
アナコンダをベースにした記念品・展示モデル。 こちらも一般流通はありません。
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★コルト コディアック(Colt Kodiak)
アナコンダベースの限定モデル。 重厚な銃身と大型マズルブレーキを装備。
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Vフレーム:2020年からの新世代設計
Pythonなどの復刻モデルに合わせて新設計された最新フレーム。
ステンレスのモノブロック構造で、現代的な製造技術に対応。 外観はクラシックだが、中身はモダンというハイブリッド設計です。
★コルト パイソン 再生産版(Colt Python)
高精度CNC加工。 滑らかな作動感と高耐久性を両立。
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★コルト キングコブラ 再生産版(Colt King Cobra)
フルステンレスボディで再設計。 現代的な携帯性能を備えます。
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AAフレーム?:超大型リボルバー・非公式、試作版?
超大型リボルバーに使われたと言われているフレーム。
公式な文書では確認されていないが、パイソンベースのカスタムモデルである、グリズリーなどの特殊モデルに関連するのではと噂されています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はS&Wに続いてコルトのリボルバーをリストアップしてみました。
モデルガンやエアガンの選択の一助になれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
writer:まえやん