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COLT リボルバーのフレーム別 一覧 ~ コルト パイソンやアナコンダなど ~

こんにちは、まえやんです。
今回は「コルト(COLT)」リボルバーを、フレームごとに一覧していきたいと思います。

S&Wのフレームごとナンバリングリボルバーはこちら

Dフレーム:小型リボルバー

1920年代から警察や護身用として定番となった小型フレームです。
.38スペシャル弾利用を中心に設計され、携帯性や操作性を重視した構造になっています。
現代のコンシールドキャリーモデルの元祖的存在ともいわれています。

★コルト ディテクティブ(Colt Detective)

スナブノーズ型の元祖。
秘匿性と携帯性を兼ね備える。

  • 弾薬:.38スペシャル

★コルト コブラ(Colt Cobra)

アルミフレームで軽量化されたモデル。
現代版はステンレス製で復活。

  • 弾薬:.38スペシャル .357マグナム

★コルト ポリス ポジティブ(Colt Police Positive)

初期Dフレームの祖先。
小型で簡易構造、信頼性の高さが魅力。

  • 弾薬:.32 .38

★コルト ポリス ポジティブ スペシャル(Colt Police Positive Special)

ポリスポジティブの改良型。
より長めのシリンダーで強装弾に対応。

  • 弾薬:.38スペシャル

★コルト エージェント(Colt Agent)

隠し持ち用途に小型化されたモデル。
角が落とされたグリップが特徴。

  • 弾薬:.38スペシャル

★コルト ヴァイパー(Colt Viper)

Dフレーム唯一の4インチバレルモデル。
短銃でも長距離射撃に対応。

  • 弾薬:.38スペシャル

★コルト ダイヤモンドバック(Colt Diamondback)

Python風の外観を持つDフレーム。
豪華な仕上げと照準装置が魅力。

  • 弾薬:.22LR .38スペシャル

★コルト エアクルーマン(Colt Aircrewman)

主に米空軍搭乗員向け軽量リボルバー。
アルミ合金フレーム使用、
重量は約300g台。

  • 弾薬:.38スペシャル

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Eフレーム:中型リボルバー

Dフレームより少し大きく、耐久性を向上させた設計になっています。
1930〜1950年代に活躍し、警察や競技者向けに開発されました。
後にIフレームと統合されます。

★コルト アーミースペシャル(Colt Army Special)

Official Policeの前身モデル。
軍納入用に設計されました。

  • 弾薬:.38スペシャル

★コルト オフィシャルポリス 初期(Colt Official Police)

警察用の中型リボルバー。
簡単な構造で信頼性が高い。

  • 弾薬:.38スペシャル

★コルト オフィサーズ モデル スペシャル/マッチ 初期(Colt Officer’s Model Special / Match)

精密射撃向けに開発されました。
トリガーの調整が可能。

  • 弾薬:.38スペシャル .22LR

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Iフレーム:中~大型リボルバー

精密射撃や.357マグナム対応を見据えて設計されたフレームです。
パイソンを筆頭に、滑らかなトリガーや仕上げの美しさが特徴となっています。
競技者・法執行向けのプレミアムモデルに多く採用されました。

★コルト パイソン(Colt Python)

現代コルトリボルバーの代表格。
美しい仕上げと滑らかな作動で人気あり。
シティハンターやウォーキングデッドでも
活躍。

  • 弾薬:.357マグナム

★コルト オフィシャル ポリス 後期(Colt Official Police)

フレームが大型化され、
より高圧弾に対応した改良型。

  • 弾薬:.38スペシャル

★コルト オフィサーズ モデル スペシャル/マッチ 後期(Colt Officer’s Model Special / Match)

高精度競技向け。
ロングバレルと微調整可能なサイトを装備。

  • 弾薬:.38スペシャル .22LR

★コルト 357(Colt 357)

Python開発前の試作的モデル。
実射性能が重視された設計となっています。

  • 弾薬:.357マグナム

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SFフレーム:(Colt非公式・パイソンの簡略系)

PythonのIフレームを簡略化した設計で、コストダウンと実用性を重視。
フレーム名称は非公式ながら、一部マニアや業者の間で広まっています。
King CobraやBoaなど、ミリタリー・ローエンド志向モデルに使われました。

★コルト キングコブラ(Colt King Cobra)

実戦向けのタフモデル。
パイソンよりも扱いやすい設計。

  • 弾薬:.357マグナム

★コルト ピースキーパー(Colt Peacekeeper)

マット仕上げが特徴のモデル。
キングコブラの廉価版。

  • 弾薬:.357マグナム

★コルト ボア(Colt Boa)

Pythonの内部機構+Trooper Mk Vのフレーム。
限定生産で希少。

  • 弾薬:.357マグナム

★コルト トルーパー(Colt Trooper)

Boaのベースとなったモデル。
堅牢な構造で実用性重視。

  • 弾薬:.357マグナム

★コルト ローマン(Colt Lawman)

トルーパーの簡素版。
固定リアサイトで価格を抑えた仕様。
マーク3とマーク5があります。

  • 弾薬:.357マグナム

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Jフレーム:大型リボルバー

パイソンよりもさらに大きなフレームで、大口径マグナム弾に対応。
過酷な状況にも耐え、リコイル吸収性にも優れます。
外観も重厚なことから、威圧感も抜群です。

★コルト アナコンダ(Colt Anaconda)

Python級の高級仕上げ。
重量級のマグナムであっても制御しやすい。

  • 弾薬:.44マグナム .45コルト

★コルト コンストリクター(Colt Constrictor)

アナコンダをベースにしたプロトタイプモデル。
一般流通はなく、マニアからは幻のモデルとされる。

  • 弾薬:.44マグナム .45コルト

★コルト アンリミテッドエディション アナコンダ(Colt Unlimited Edition Anaconda)

アナコンダをベースにした記念品・展示モデル。
こちらも一般流通はありません。

  • 弾薬:.44マグナム .45コルト

★コルト コディアック(Colt Kodiak)

アナコンダベースの限定モデル。
重厚な銃身と大型マズルブレーキを装備。

  • 弾薬:.44マグナム

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Vフレーム:2020年からの新世代設計

Pythonなどの復刻モデルに合わせて新設計された最新フレーム。
ステンレスのモノブロック構造で、現代的な製造技術に対応。 外観はクラシックだが、中身はモダンというハイブリッド設計です。

★コルト パイソン 再生産版(Colt Python)

高精度CNC加工。
滑らかな作動感と高耐久性を両立。

  • 弾薬:.357マグナム

★コルト キングコブラ 再生産版(Colt King Cobra)

フルステンレスボディで再設計。
現代的な携帯性能を備えます。

  • 弾薬:.44マグナム

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AAフレーム?:超大型リボルバー・非公式、試作版?

超大型リボルバーに使われたと言われているフレーム。
公式な文書では確認されていないが、パイソンベースのカスタムモデルである、グリズリーなどの特殊モデルに関連するのではと噂されています。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回はS&Wに続いてコルトのリボルバーをリストアップしてみました。
モデルガンやエアガンの選択の一助になれば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

writer:まえやん

 

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